【銭塘江の逆流】

1995.9.9.(TP4) 売価40f,255f・額面15f,15f,230f,230f

    

銭塘江(せんとう−こう、拼音: Qiántáng Jiāng)は、中華人民共和国浙江省を流れる河川で、仙霞嶺山脈を源として杭州湾に注いでいる。別名に浙江、折江、曲江、之江、羅刹江がある。

折江や曲江の名前が示すように蛇行した流路で、ラッパ状に開いた河口に流れ込む。古くから知られた川で春秋時代の越の国に記録にも登場する。隋の時代には大運河によって長江と結ばれた。南宋が都を臨安(今の杭州市)においてからこの川の流域は発展する。

河口では逆流現象である海嘯(かいしょう)が発生することで知られ、范仲淹の作品や水滸伝での魯智深の円寂した場面など多くの詩文にも登場している。今でこそ日本で海嘯といえばアマゾン川のポロロッカであるが、漢字文化圏では古くからこの銭塘江の海嘯が有名であった。

 

 

銭江怒潮 海寧観潮
   
一線潮 銭江晨曦

    

 

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